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utena.m.f
コロナ禍のなかこころみたオンラインレッスン。そこでは音楽にとって大事な要素が一番伝わらなかったことがショックでした。そこで、体験の主体を生徒に委ねながら、サポートをしていく、という方法を考えました。そうして生まれたのが、「ミュージックリテラシーワークブック1」です。YouTube動画の助けを借りながら、自学できる工夫が盛り込まれています。utena.m.fが「音楽を描く」で培った観察方法や感覚の修正の方法がここにも息づいています。

そしてこのページでは、utenaの音楽リテラシーワークブック1を公開しています。音声や動画で実際にやってみることができます。随時更新中。詳しくはこちら

音楽を自分の中に生み出すときに大切な「音から音へうごく」こと

音楽をタネから、その土壌から育てよう、というこのワークブックの2回め(8ページ)は、「音のうごき」というテーマです。音をどんどん動かそう、ということですね。
ドレミを覚えるだけなら、きっとそんな難しいことではないはずなのですが、なぜか途中で混乱する、つまる、つんのめる、という人は、結構いそうです。また、演奏が平板に感じられてつまらない、という演奏家の悩みもよく伺います。この段階で、「音楽の動きをイメージし、自分の中に立ち上げ、アウトプットする」というナイーブな作業をやっておいてみましょう。

youtue解説

音と音の壁

人はみたものをみたように感じるものだと思うんです。

つまり、音楽は流れていくものなんだけれども、楽譜は点があちこちに打ってあって、それらは紙の上で止まっています。だから、止まって感じてしまう。

使う楽譜は6ページと同じ、ミレミ、をまずやってみましょう。

誰でも、いきなり歌い始める、ということはないですよね、まずミをイメージしてから歌い始めますね。

そのときに、その次の音もイメージしておきましょう。

そして歌いだしたら、次へ。

声の扉を閉めて、次の音で別の扉を開ける、というのではなく、回廊はずっと奥まであいている、とイメージしてみると良いかもしれません。

やってみましたか?どうでした?うまくいきましたか?
イメージはついていっていますか?

ミからレに降りてくるのは比較的意識してできますが、レからミへの移行は以外と無意識になりやすいです。

楽譜の黒いまると白いまる

音符の長さはざくっというと、黒いまるは短い、白いまるは長い。です。

これをざくっとつかんでおきたいところです。細かいことはだんだんにやっていくこととして、まずそういう体感をイメージしておくということです。

ここでは、まだ、黒いまるだけを使っています。なので、同じように音を運んでみてください。速さは体感にあわせて、ゆっくりでも、軽快に、でも。自分がわかるように。

音の高低

ミとレの関係は、ミが上でレが下です。
その体感ってありますか?よくわからないという人もありますね。私も演奏してて、実際の音と感じ方はひっくり返ることも再々あります。

これの音の高低については、とっても深い事情があるので、別記事に書きたいと思っていますが、ここでは、とにかくまず、楽譜上の音の高い低い、というイメージを共有しておきましょう。凄くシンプルな動きなので、ミから下がってレに、レからあがってミに戻る。この体感がうまれるようにやってみてください。今は難しくても、徐々になれてくるようです。

恐怖心

音を動かすこと、それを音に出すことを、「怖い」と感じることがよくあります。

要因はいろいろあると思いますが、これもとりあえず、えいやってかんじで動かしてみてください。変な声になってもいいです。音程が外れてもいいです。

そうしないと始まらないってとこがあります。

やってみましょう

私の声掛けはここまでです。

では、6ページに戻ってもう一度やってみてください。

今度は「音のうごき」も意識してみてくださいね。

できたら、次9ページは練習題になります。

付録

音楽用語

*音符とは*

楽器や声で音をだすところのしるし
音符の形の違いは音の持続の長さのちがい

ワークブックと動画でトライしてみませんか?感じながら進む音楽理論

「ミュージックリテラシーワークブック1」とこのHPとYouTube動画の連携で、音楽の基本的な体感と知識の再習得を試みます。音楽と馴染む身体を育むために。ここには自学できる工夫も盛り込まれています。utena.m.fが「音楽を描く」で培った観察方法や感覚の修正の方法がここにも息づいています。

この方法は「もう大人だから」わかりきった経験にも新鮮な風をおこしてくれると私は信じています。さまざまな事情で音楽を諦めていた人にもぜひ試していただきたい。そのために、こうしてネット上にあげていくことに踏み切りました。

注意事項

無料公開となっていますが、著作者の権利を放棄したわけではありません。
ワークブック、および、その内容の記事について、無断コピーを禁止します。

私自身としては、音楽プロセス体験が理解でき、適切に活用すればかならずその人の体験に役立つものになると思っており、だからこそに公開に至りました。やってみる価値は十分にあると思っています。ただし、オンラインでのワークは実験的なものなので、その効果については絶対にあると言い切れないです。個人個人の関わり方にもよると思いますので、その点に関してのクレームはお受けできかねますことをご了承ください。そのために無料公開であるということをご理解ください。

音楽教室などでの活用も歓迎します。ただし、かならず、生徒さんには個別にワークブックを購入していただくこと、ご自身のレッスンの成果についてはご自身で責任を持っていただくことを条件とします。また、レッスンに活用する際のアドバイスとしての個人レッスンも可能ですので、ぜひご連絡ください。

オンラインでのレッスンも準備中です。

utena.m.fの音楽プロセス体験

音楽を育むための大前提は、個人の感覚を大切にすること。
感じることと音楽を結ぶためになにをすればよいか、utena music field はそれを模索し続けています。音楽プロセス体験に基づいて、生まれてきた講座や勉強会をご紹介します。

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