きこえてくるよ

子どもの 「きく」という感覚にはたらきかけ、
「耳を澄ます」ことを習慣にしていってくれるといいな
と思ってはじめた あそびです。

誰かがきいてくれていて、なにかを奏でる、ということも。

この互いがききあう、ということが
将来音楽に対してだけでなく、
くらしのいろんな場面でやくだってくれることを祈りつつ。

あそびかた

きこえてくるよ、をうたったあと、(u.drawingに即した簡単な振り付けあり)
決められた人が 楽器をひとつとって、なにか演奏してくれます。
他の人は うさぎになって、耳をすます、目を閉じるなど。
講師と二人の場合は、講師と生徒で互いに演奏しあいます。
演奏し終わった楽器は、布から取り除いていきます。

レッスンが始まる前に用意しておいてあげると、
流れがスムーズです。

きこえてくるよ もりのかげから
きこえてくるよ なんのおとだ
ぼくはうさぎだ みみがじまん
きこえてくるよ さあ目をつぶって

きこえてくるよ もりのかげから
きこえてくるよ なんのおとだ
ぼくはうさぎだ みみが じまん
きこえてくるよ さあみみをすまして

*utena drawingについてはこちら
音楽を描く’講座

留意点

子どもの様子をよく観察する。
間合い、
楽曲への理解、
うたも演奏であること。

押し付けない
あくまで、あそびとして。

を講師は守ること。
子どもが耳を澄ますかどうかは講師のうた次第。

楽曲解析

8分の6拍子。ペンタトニックですが、日本のわらべうたとの相違点があります。

1,跳躍が大きいこと。この跳躍がうさぎの飛び跳ね感になっていて最後リタルダンド〜主音でおとなしくなっていく様子になっています。
(録音より実際には、もっとさいごゆっくりしたりします。その時々ですが・・)
主音を真ん中にして、下のドミナント(属音)と上のドミナント(属音)を行き来する繰り返しのメロディ。

2,3拍子系の拍子感。ちょっとケルティックなリズムなんかをイメージしてつくりました。6拍子、なので6刻むのではなく、タータ タータのリズムモードに乗っかって、歌っていきます。軽く膝をたたきながら。
この膝を叩くのは、utena drawingで学ぶ、音から音を表しています。
子どもたちは、こうした遊びを通じて、音楽が点ではない(だから身体と親和して楽しい)ということを身に着けていきます。

utena.m.fの子どもたちはみんな音楽とほんとになかよしですが、自分の無理のない身体感覚と馴染んでいるから、だと思っています。
それは、そのときどき集まった子どもたちの様子をよく観察してテンポやピッチを選んでいく、などの細やかな講師側の配慮の積み重ねでもあると思っています。

やってみたいひとに

時々保育の現場の方や、保護者の方からもレッスンの依頼をお受けします。
保育者に関心を持ってもらうのはとても嬉しいことです。

保育の場で、いまよりさらに音楽に気を配って頂いたなら、きっと子どもたちはうんと、しなやかに育つことと確信しています。utenaのうたあそびは、子どものときの楽しさだけではなくて、それが音楽の基礎となり、枝葉に伸びていくような方法を考慮しています。

また、utena drawingをしている人にとっても、子どものワークは原点となります。
実際の動画などやレクチャーを、有料記事か、オンライン学習会で、流せると良いなと検討中なので、お待ち下さいね。

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