今朝ワンコの散歩の途中、セキレイが道の真中で羽をパタパタさせて求愛ダンスを踊っているのを見かけました。
私達に気がついて、すぐに飛び立ってしまったのは残念。
いつも忙しそうな小鳥ですねー。

25の練習曲集から11,
La bergeronnette/Burgmüller

bergeronnetteってこんな鳥

そう、セキレイ(鶺鴒)はとても身近な鳥です。
毎日だいたい同じところで見かけるもので、つがいで暮らしています。
夫婦仲が良いので、中国では「相思鳥」と書くのだそう。

子供の頃から河原でよく見かけたこの愛らしい鳥が、このブルグミュラーの曲のタイトルだったことは当時は全然知りませんでした。
そして、今回改めて、


あれ、セキレイって、ヨーロッパにもいるの?
それとも別の鳥なんだけど、邦題にするとき身近に感じるためにセキレイってことにしたの?

という疑問が湧いて、原題の「La bergeronnette」を辞書で調べてみました。

なんと、あのセキレイ、間違いなくセキレイでした。
ドイツ語も、コロコロして落ち着きなさそうな名前。
しっぽの動きが独特で、いつもピチピチしてます。

トップの写真はハクセキレイ、こちらはキセキレイ。
そうか、子供の頃見ていた、セキレイと、今見かけるセキレイは種類が違うのかも・・

でもどちらにしても、この鳥の可愛すぎるしぐさ、しっぽのピクピクは、一度見たらきっと忘れられないはず。ヨーロッパにも住んでいるとは嬉しい。そしてブルグミュラーさんもそれを見ていたとは。

弾いてみました。

そんな事をあれこれ調べてから、セキレイを具に思い出して演奏してみると、今までと全然違う感じになりました。

むっちゃ、セキレイ感あるやないですか、この曲。

ブルグミュラーの「セキレイ」・ utena drawing

この曲は、楽曲分析するより、いかにセキレイっぽく弾けるかな、どんな動きがこの愛らしい鳥とリンクするかな、ということに重点を置きたいところ。身近な鳥なので、観察してみるのが一番いいと思います。

というか、もし子供の時に、あのピコピコしてるセキレイをピアノでやってみる、って考えがあるって知ったらきっとワクワク感半端なかったと思います。
ブルグミュラーさんもそれを狙ったのではなかったかしら。

全音版の解説では、”序奏では、セキレイが空から集まり降りてきて・・”と書かれていますが、基本、セキレイは、二羽だけで行動します。(細かいことが気になる)なので、私は二羽のつもりで弾いています。
そしてドローイング、右手を男の子、左手を女の子に見立てて、描いてみました。
点が描き始め、鳥の落書きが終わりのところ。
(厳密には描いてなくて、自分のピアノの録画を聞きながらのラフスケッチ程度の描写になっています。)
3つ同じ動機をつなげたモティーフ、ループ2つの形(赤の左下がわかりやすいと思います。)はちょっとやってみると楽しいです。

セキレイの動画

ユーチューブでセキレイの動画がいくつかあがっていました。
セキレイって案外なつくんですね、驚き!

一番しっぽがピコピコしている動画。
あらためて、どうです?ブルグミュラーの描写力。


そういえば、東京山手線の大塚駅で、朝、みんな忙しいそうに駅から出てきている足元をスズメが平気で飛んでいて、すごいなあ、都会の雀、と思いました。
ほんとにおまけ。


ブルグミュラー作曲op100.25の練習曲集をutena式であそぶ
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