だいぶ前に作成した表で、年齢や、使い方など、もう一度整理しなおしたいのですが、
とりあえず、こちらに持ってきました。
おもに年中さんを対象としたもの | 年少さんは歌ってもらうわらべうただったのに対し、年中さんは一緒に遊ぶものが増えてきます。 いずれもシンプルで、素朴なものです。 | ||
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おてぶし | フレーズのまとまりを感じます。 緩やかな2拍子のリズム 手のひらの中にすずを隠して左右ぬ振ります。 いいよ!で右か左の手のひらの中に隠します。 | おてぶしてぶし てぶしのなかに へびのなまやけかえるのさしみ いっしょうばこやるからまるめておくれ いいよ | こころそだての わらべうた |
ついだ ついだ | リズムの繰り返し。音程はありませんつぶやくようなうたです。 手首に鈴をつけて、重ねていきます。 回数を重ねると、年長さんくらいで、鈴の音だけで無音で4・5人が 重ねていけるようになります。 | ついだ ついだ どこついだ (繰り返し) | *心育てのわらべうた |
ヒッテさんと ハッテさん | ストーリー性のある、短いお話に指遊びが付いています。 | ヒッテさんとハッテさんがまちがえて けんかして けんかして にげてった・・・・・ | *心育てのわらべうた |
わにが 泳ぐ | 同じメロディの繰り返し。鈴を目に見立てて中指と人差し指の間にはさんで歌います。 | わにが泳ぐ わにが泳ぐ あたまをだして・・ | *3才児のうたううた(早川史郎)より 上坪マヤ作詞 峯陽作曲 |
お花が わらった | フレーズの一貫性を感じるために、薄いシルクの布を使います。 二人で両端を持って、フレーズにあわせてゆっくりと上下させます。 うまくいくと、布がふんわりと生きているように動きます。 | おはなが わらった おはながわらった・・・ | *3才児のうたううた(早川史郎)より 保富康午作詞 湯山昭作曲 |
にじがでた | 音の上行 下行 歌いながら、クレヨンを持った子どもの手を軽く握って 一緒に虹をかいていきます。虹なので、 いつも決まった順序の色で何度も描くことになります。 この色の順序の正しさも、経験して欲しいところなので、 この曲に関しては、子どもに好きな色を選ばせません。 お絵かき歌 | にじがでた すぐきえた | フォルムスケッチ(いととはり) |
あぶくたった とんとんとん | ストーリー性のある、かなり長いお話歌。 繰り返しのたのしさと、ちょっぴり怖さがあります。 | あぶくたった にえたった 煮えたかどうだか なべてみよ(繰り返し) とんとんとん ”なんのおと”(繰り返し) | *心育てのわらべうた |
げっくり かっくり | 2拍子を身体でかんじるうたです。お寺のおしょうさん、と同じ遊び方。 拍子をとるのが苦手な生徒は、必ずこの曲をレッスンの最初に入れています。 | げっくり かっくり 水曜日 もっくりきんとき どろだらけ・・・・ | まめっちょ |
ぼうがいっぽんあったとさ | 子どものころよく書いたおなじみの絵描き歌です。 歌を重ねるたびに、絵が増えていって、どんどん変わっていく、傑作だと思います。 ぐずる子どものためのとっておきのお遊び。 | ぼうが一本あったとさ・・・・ | 伝承うた |
するす | 腕を使った遊び。するすは石臼のこと。 重いリズムを感じるのに最適です。 | こんやのするすは よくかむするすだ・・・・ | わらべうた |
うっつけ | タックルしてくる男の子をこの歌でかわすと、喜びます。 重みのあるリズム | うっつけ うっつけ 牛の子・・・・ | *心育てのわらべうた |
かっぱ | グループ遊び。初めてのフェルトのボール遊びは、この曲から。 みんなで輪になって、フェルトのボールを 右回りに回していきます。 受け取る動作と、渡す動作をリズムに合わせて同時にするのは、 最初はけっしてらくではありませんが、 回を重ねるうちに、みんなの息が合ってうまくまわせるようになっていきます。 3人か6人で回すと、うまくいったとき、自分の選んだいろのボールが手元に戻ってくるのも 子どもにとっては魅力なようです。 | かっぱ かっぱらった・・ | 谷川俊太郎 詩 |
麦の穂 | 音高に合わせて、身体ごと、伸ばしたり縮めたりします。 この曲は、ペンタではなくダイヤトニック。 | 麦の穂のびる 麦の穂のびる・・・ | イギリス民謡 (リラ・フレッチャーズから引用) |
くまさん おでかけ | 熊さんがいろんなものに出会って、行って、同じ道をたどって帰ってきます。 同じ道を戻る、というのが、味噌。集中力と思考力を養うことになります。 そこら辺にあるものを、川に見立てたり、野いちごに見立てたりします。 これは、人数が多いほうが、繰り返しも多くなるので、楽しいあそびです。 こういう長い遊びは、いつか息の長い曲に取り組むときに手助けになるでしょう。 | くまさんお出かけ いってきます。 一本道を、テクテク。おや?・・・・・・ | いっしょにあそぼう わらべうた (コダーイ芸術教育研究所)より |
どんぐり | お絵かき歌として使います。 一人がどんぐりの役、もう一人は、どじょうの役で、それぞれクレヨンを持ちます。 たあーたんたん。のリズムの繰り返しを、たあーがどじょう、たんたんがどんぐりで、 画用紙の上を自由に描き進んでいきます。 | どんぐり ころころ どんぶりこ・・ | フォルムスケッチ(いととはり) |
ちょっといってぽん | 布の両端を二人で持って、すずを入れた軽い竹のボールをその布にのせ、 ボールをリズムよく遊ばせます。 歌の途中の”ぽん”という掛け声と、ボールのはねるさまがよくあっていて楽しい遊びです。 点としてのリズムではなく、プロセルのあるリズムを感じます。 | むこうのおやまへ ちょっといってぽん。 | 3才児のうたううた(早川史郎)より 作詞 作曲 早川史郎 |
このおと なんでしょう | いろんな素朴な楽器を大切に布の上に広げて、歌う人意外は目をつぶります。 歌った人は、楽器の一つを手にとって、好きに演奏して元の場所に戻します。 聞いた人は、その楽器を当てて、同じように演奏します。 「聴く」という大切な行為をうながす。遊び 音の質の違いなども、聴きます。 | どこかで どこかで ちいさなうたがうまれるよ・・・ | 3才児のうたううた(早川史郎)より 作詞 後藤礼子 作曲磯部 淑 |
ひみつだモン 胡桃の木 | この二つは同じメロディ 場合によって使い分けます。 休符を感じるうた。 | ひみつだもん あげられない・・・・ 胡桃の木 ほらここに・・ | まめっちょ2 (コダーイ芸術教育研究所)より |