いつもげんきな女の子。
だいすきな「にじがでた」の絵に
はじめてピアノの音と一緒に音符が入りました。
幼い子のためのスケッチワークは失敗なく楽しんでもらえる「定形」を使います。
ファンタジーと一緒に音を喚起できるように、
音と一緒に音符が踊るように、
みみとこころとめと運動感覚。
総動員でこれを描くのです。
わらべ唄の先生に、感覚というのは3っつ以上のものを同時に使うことで、能動性が生まれるのだと、教えていただきました。そうでない、2つまでだと、受動的な感覚にとどまるのだと。
それは、私も子どもたちとのふれあいでの経験から全くその通りと思います。
聴覚がゆたかだと、子ども達も余白というか、よゆうというか、ゆったり感というかそういうのが育つ気がしますね。音というのは、認識するまでに時間がかかりますからね。
(2015.10.13 日誌から転載)