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保留にしてきたこと。

Yさんは、去年最後のレッスンのときに、
「内側からの光を大切にする!」という目標を立てたのだと、
話していただいた。
その日は、レッスンというよりもじっくり話をきいて、これから、なにをしていけばよいのか、を話し合った。
彼女の思いは切実で、そして、本当に今必要なことだと私も感じた。

ときを同じくして、
濃い時間を超えてきた方から月1回のセッションを2回にしたい、
というメールをいただいていた。
音楽、に一体何を求めるのか。
なにが私に答えられるのか、や、私じゃなくて音楽に。

この人たちと、何を紡いでいけばいいんだろう、と思ったとき、
保留にしていた、
「音楽のゼロからの、体験を通した立ち上がりを支えるための、
楽典やソルフェージュの理論と実践の構築」

これをやっていくしかないなあと思った。
どんなに考えても今やるべきことはそれなんだ、と。
そして、絶対わかりやすくて楽しくないとね。
そして、キチンとその人の中で積み上がっていくこと。

「音楽を描く」は一体何ができるのか、できないのか、どんなふうに活かせばいいのか、去年はその境目がクリアになってきた手応えがある。
描くことは、その動いていく線は、伝達のツールで、じゃあ、なにを伝達するのか、本当に大事なのは、そこ。
私自身が、動線に導かれて、何だこれは、と思いながら、人と、音楽とこのツールでやり取りしながら、次第にそのツールによって浮かび上がってきたもの。
それは結局、音楽と人が出会う根源に立ち戻ることでしか再構築できないもので、人が頭と心と身体をフルに活用して初めて生まれてくる音楽。

そう、彼女が素朴に、けれど、いろいろあって強く決心した
「内側から湧いてくるもの」を大切にする、
ということ、それは多分誰にとっても必要なことなんだと思う。
彼女にもそう伝えた。
だから、それを一緒に探してみよう、と。

そして
昨日、彼女のセッションがあり、本当にゆっくりと実感をおいていかないように、と思いながらやった時間は、密度の濃いけれど、ゆったりと満たされるような時間になった。私にとっても。
ああ、これだ。そうか、ここからやればいいのか。

分かる音楽を、する。
そのための、楽典とソルフェージュは欠かせないものだから、
でも、感覚や心やみんな違う身体のことまで考えたテキストはまだ見たことがないから、
だから、それをつくってみたい。
公開できるものにしたいとおもう。
前にすこしやりかけてみたけど、これじゃ伝わらない、と思ってやめた、あの続きをする。

伝える手段はあるんだからね、音楽を描く、という。
いやー、またなかなかおもしろくなってきた。


*写真はレッスンのなかで、 自分の中から湧いてくる、というのをイメージして描いてみよう、と、やってみたときの私の絵。