流れにのって弾くためのドローイング

うちのピアノ教室での最近の音楽を描く’様子です。

生徒の、いま、ここで必要なタイミング、というのがはっきり見えてきた時に、ささ、っとスケッチブックを取り出して始めることが多いです。レッスン時間が短くて、伝えなければいけないことはたくさんあるし、何より、生徒たちと目線があったところでのレッスンが一番。スケッチのためのスケッチなんて考えはありえません。でも、子どもたちは 音楽スケッチが大好きなので、煮詰まったところで、ちょこっとするよ、というと気分転換にもなる、という効果もあります。

教室では、1月に弾き初め会というのを毎年やっていて、そのための曲も仕上がってきていて、8割がた弾けてるので、さらにその曲と仲良くなっていく方法として提示する、というパターンが多かった12月でした。

そういう場合は、流れを掴んでいくような”オスティナートスケッチ”を使います。その音楽が持っている波のようなものを描いていくのです。この場合、どこも止まらないように誘導することが、大事。演奏でももうひとつうまく流れていないとき(本人もそう思っている時)は 動線の端っこなどで止まってしまっている場合が多いので、止まらない工夫を考えてもらいます。そうすると、全体が一つの流れになっていくので、そこまでやって、初めて演奏につながってきます。

下の写真は 3年生からピアノのレッスンを始めたの女の子のもの。

私が提示する動線から いつも声かけをしなくても自然に自分の心地よい動線に変化させているのがすごいな~と思います。レッスンに通い始めたばかりのころは、左利きで指先も暴れ勝ち・・うまくいかないと、レッスンも脱線気味でしたが、今は本当によく取り組んでくれています。とても変わってきていて、両手演奏の導入もスムーズでした。

 

話は少しそれますが・・子どもがふざけるのって、不真面目なんじゃなくて、わからなかったり、できなかったりということを煙に巻こう、という時もあります。また、ふざけるのが、楽しいと思いこんでいることも。どっちにしても、無理なく向き合っていく方向を示すこと、音楽が自分とフィットしてくる場所を見つけていくことで、子どもって、どんどん音楽に集中していきます。

レッスン、あっという間に終わるんだけど・・・・と言う子。うふふ、とほくそ笑む私。脱線してる暇はないね。

いつもニコニコで、真面目に取り組めるのは、この音楽を描く・音楽スケッチというサポートツールに助けられてもいるからです。


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