二重唱でつられて音程があやしい(コンコーネ)

うたを学んでいる人が必ず手にする練習曲に、コンコーネ(concone 50lessons op9)があります。それに対旋律をつけて二重唱にしたものがあるそうで、それを合唱の練習に使っているということで、学生が、これがとれないのよってことで持ってやってきました。

問題は、コンコーネ1番の2段めの始めのコードはGで、ハ長調のドミナントなので、和音の響きとしては比較的取りやすいんじゃないかなと思ったのですが、逆にシンプルなので下の副旋律は上のパートにあっさりつられてしまうようです。

どういうことかというと、ソロで歌うときちんと シレソ、と歌えるのに、二重唱になると、ソのところが 上のパートのシの音のほうによっていってしまいます。

響として間違ってないので、なんだかどうしても気付けない悪循環で、何度やっても、シレシになって上ずってしまう。合唱をやっているとよくありますね。こういうこと。

一体何が起こっているのだろう、ということで描いてみて、歴然。

写真の水色の線で大きくソから はみ出している一本の動線が最初に描いた線。音高のソのところ、頭のなかでのマッピングがミスしてたんですねー。勢い良く外れていって、二人で大笑い。感じているままに描けてしまいます。

何度も描きながら歌ってみて、 二重唱でもやってみて、自分のパートを見失わないように、イメージが安定するように、という練習をしました。

スケッチしてみると、自分の曖昧な部分がはっきりしてくるので、こんなピンポイントの練習に使うこともあります。


 

*ネットで検索してみたら、コンコーネを二重唱に編曲したものはいくつかあるようです。

フレーズをうまくうたう 合唱練習曲 1 原曲・コンコーネ 二声 ピアノ伴奏付

が出版されています。

ついでにコンコーネさんについてもちょっと調べてみました。
ジュゼッペ・コンコーネはイタリアの作曲家 1801年から1861年
トリノのサヴォイア宮廷のオルガニスト・学長 を経て、パリのコンセルヴァトワールで声楽を教えていたそうです。
作曲の殆どが練習曲。
ピアノの曲集もあります。
気まぐれに買って、うちにもあります。
流れのよい曲。
コンコーネ ピアノのための15の練習曲[様式と表現] 作品25 (Zenーon piano library)
コンコーネ・ジュゼッペ 結城八千代
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