ぐるぐる

マーブル色鉛筆で描いたぐるぐる

ぐるぐるが好き

ぐるぐるは生きてる、気がする。

渦巻きや螺旋に心惹かれる。

それが静止したものであっても、そこに動きを感じるからかもしれないなと思う。作文の途中で嫌になって無駄に描くイラストにも、いつもなにか蔓性の植物を絡ませたい。

どっかから拾ってきた、でんでんむしの写真もぐるぐる。

 

ちなみに、ぐるぐるにも種類があって、フィボナッチ数列でぐるぐるするのと、等間隔でぐるぐるするのでは、ぐるぐる感が微妙に違うけれど、好みとしては、断然フィボナッチのぐるぐる感。でも、フィボナッチは急速に真ん中に吸い込まれてしまうので、もう少し粘ってるくらいが本当は好きです。

左の絵がフィボナッチ数列でできているオウムガイ。

(無料の写真配布pixabayで検索したらすぐに貼り付けられましたよ。さすがwordpress。もっと活用せねば。)

 

音楽のなかのぐるぐる

音楽の中にもあるぐるぐるが気になる、とっても。

子ども向けの昔ながらのピアノテキスト「オルガンピアノの本」の1,赤い本の中に  「かざぐるま」というのがあって、ミレドレ ミレドレ ミファソミレーー・・・となっているところ、いっつもほんとに風車みたいにくるくるしてるなあーと思う。

これに習って私の作ったピアノのテキストには左手の「ドシラ ドシラ ド−シラー・・・」という音の並びの曲にはくるりくるりまーわるーという歌詞をつけました。もちろん、レッスン中に描きます。子どももぐるぐる大好き。歌いながら弾くと3拍子が無理なく弾けます。ようするにおんなじ音をいってきて 帰って来るとぐるぐる感になる、ってことか。

そうそう、だから、ハーモニーの音をばらして行ったり来たりする アルペジオ、というのは、どんな曲でもぐるぐるっぽいです。モーツァルトの時代のドソミソの繰り返しなども、細かな上向き螺旋にかんじて弾くと楽しい。あれは退屈と思っている人もぜひともぐるぐるしながら弾いてみてください。

ショパンのバラード3番のぐるぐる

ショパンのバラード3番ピアノ曲の中で、思い出すぐるぐる、といえば、何と言ってもショパンのバラードの3番。(chopin:Ballady3)

ある詩人の詩からインスピレーションを受けた、ということで、ショパンにしては珍しい映像的な曲。愛を誓った恋人の裏切りをしったウンディーネが水の中に引き込んでしまう、というファンタジックだけれども、怖い曲。最初のミ♭ の雫のような一音からじわじわ広がり、次第に可愛い渦が大きな渦になって、激流に・・そして、静かになっていくとこが美しく。もう最初っから最後まで渦巻きの曲です。(ワタシ的に)

このバラードはかなり本格的にぐるぐるだけれども、いろんな作曲家の曲のなかには場面転換の役割として一巻き登場することもよくある。いま練習中のフランクの プレリュードとコラール・フーガの フーガの中にもでてくるし、リストの愛の夢第3番にも場面展開できらきらきらきらと美しく旋回して。

ああ、もう一つ思い出しました。

一昨年聞きに行った合唱のコンサートの中にあった千原英喜の「コズミックエレジー」のなかの「牡丹園」。草野心平の詩で、一番最後のことばが”渦巻き”で、まさに渦巻きでした。不協和音と協和音がぐるぐるしてでできる渦。もし聞く機会があれば是非。

 

遺伝子も螺旋でぐるぐる。

たのしい。

音楽を描く’ワークでも、ぐるぐるは大事な要素。
ぐるぐるは生きているから。

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