自然短音階とロミオの青い空「空へ・・・」

うたは音程が怪しくて気後れしていた、というTさんだけれども、回を重ねるごとに音程が安定してきたので、ついにうたをやってみたい、ということになり、相談して選んだ曲が ”ロミオの青い空”というアニメの主題歌「空へ・・・」。この曲が歌ってみたい、ということで、前のワークのときに一緒にネットを開けてきいたとき、ああ、今のこの方のワークにピッタリ、と思った。それは、やっていることの段階的にも、心情的にも。ので、即決で今回はこの曲をすることに。

このアニメは世界名作劇場のシリーズの1995年のものだそう。ネットでいろいろ開いてみると、なかなか名作らしいけれど、私は全然知らなかった、残念。今更だけれども、見てみてたい。

そして、この曲「空へ・・・」は 自然短音階(エオリア旋法)でできていて、一般的な短調の第7音につく道音の♯がない。(で、この場合は導音といわず、下主音・サブトニックと呼ぶ)どこか懐かしい旋律に思えるのは、7音と主音の幅が半音ではなく一音になり、エッジがゆるいことに由来するのかもしれない。それゆえに、半音になれない人でも歌いやすい曲かもしれない。

ピンとこない人のためにこの自然短音階を書いてみた。

この曲に合わせて d moll(ニ短調)で書いているので、シは♭。サブトニックのところに、和声短音階の場合は♯がつく。

レッスンの中では、実際に自然短音階と導音があるものとの違いなども、スケッチをしながら体験してもらった。

歌いながら、私が伝えたいことをスケッチでやりとり。
(下の写真は私が描いたもの、当人さんのは写真におさめそこね)

最初はセンテンスが短く、細い線だったうたが、流れをつくり始め、表現も自然に生まれてきているのを一緒に味わえたのは、私にも素晴らしい体験だった。

コード譜がありました。

空へ(歌:笠原弘子 作詞:佐藤ありす 作曲:岩崎琢 編曲:若草恵)

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