ドレミの発祥の曲・グイードのヨハネ讃歌

個人レッスンの参加者の希望で始めた、グィード・ダレッツォのヨハネ賛歌。

いわゆるドレミの発祥の曲と言われるもので、勿論当時の歌い方がどうだったのか定かではないのだが、その方が昔習いおぼえたというリズムのままでやることにした。

古い聖歌は、流れが息と言葉に連動していて、フレーズの発生を体験するのにとてもいい。

息継ぎのところ、少し長にして、フレーズの中程を濃く描いてみると、実際の息の体験に近づく。

いい素材を頂いた。

 

後日、古い音楽の考え方では小節線によらないリズム・・ アルシス(飛躍)とテーシス(休息)という概念のあることを知った。このワ−クはもう随分前にやったもので、それを知っていたわけではないのだけれど、今になって思えば、まさに、アルシスとテーシスの呼吸を捉えていたわけだ。 この概念は、有機的なものだから、アルシスが強拍・テーシスが弱拍・・とも言い切れないし、時代によっても違っているらしい。まだ、少しこれについては研究の余地ありかな。フレーズを俯瞰しておおらかな流れと捉えた時、それはロマン派の曲でも、現代のポップスでも、この波は今も生きている、と私は感じている。ロックなんかでいうグルーブというのも、それはつながっていて、私はそういうシャッフルして音楽を捉えてみるのが好き。

アルシスとテーシス、それを捉えられたなら、音楽はうんと根っこのある生命力を持ったものになっていくはずと思う。

この曲を作曲したのは グィード・ダレッツォというキリスト教の僧、当時あちこちの教会でバラバラに歌われていた聖歌を一緒に歌うよう統一するために、そして曲を速く理解するために ドレミファソラまでの音程と、それを指で表す方法を作り出したのだとか。そして彼は 楽譜にこれを記する、という方法も生み出した・・ドレミ、という音名は、実に実用に合わせて生まれてきたものだったのね。妙にその必要性というのがリアル。

音楽ワークショップ
「音楽を描く]については
こちら↓


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です