ピアノの練習ABC 10番

ピアノは大好きで一生懸命練習するのですが、つい半年前までは休符の間合いやリズムを取ることがとっさにできないで、立ち止まってしまう子でした。でも好きな曲となると、どういうわけだか取れてる、という不思議な人で、できる・できないとか上手い・下手 というカテゴリーのどこにも収まりようのない感性の持ち主。そういう人なので、ここ最近では、教室で一番 音楽を描く’をよくやった生徒です。この頃は読譜も音楽の捉え方もバランスが取れてきて、吸収も早くなってきています。

彼女がやり進んでいるのが ル・クーペ作曲のピアノの練習ABCという曲集です。(Le  Cuppey Op.17 L’ABC)今回は10番。もう十分弾けていたのですが、左のリズム優先の演奏になっていて、もう一週なにか突っ込んでいってみようということで、この曲を使って、右のフレーズ感と構成を楽しんでみようということになって、描いたのが上の写真です。

この曲は2小節の小さなモティーフが二回続いて、その問に答えるようにして、つぎに4小節の少し大きなフレーズがあります。だいたいこの繰り返しですが、一箇所だけ3小節のところがあります。

モティーフに愛着がわいてきて構成が見えてきますし、演奏も流れてき始めます。

 

 

 

 

 

 

彼女はこの頃、単純な音の上がり下がりするだけのテクニックの練習でも、とても美しい流れを感じさせてくれるようになりました。スケッチはその時々のつまずきに楽しく向き合うために続けてきたことですが、彼女の脈になっているのを、感じることができます。嬉しいなあ。でも本人が一番楽しそうです。


ジュニア版 ピアノの練習ABC(上)
安川加壽子
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フランスのピアノ曲を日本に紹介した功績の大きいピアニスト 安川加寿子さんが校訂をしています。メトードローズを持ち帰ったのも彼女。

ル・クーペはとても美しく無理のない メロディを持っていて、子どものピアノレッスンだけでなく、音楽を描く’の個人レッスンに使用したり、入門講座でのワークに使ったりもしています。

 

音楽ワークショップ 「音楽を描く]については こちら↓

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